Midgard News Network
ミッドガルドニュースネットワーク
TOP/過去の記事/Notice/Link/写真館/企画物/乱愚漫/頂き物の絵

JobMaster暗殺さる。犯人はPhantomか?!…モロク 

2008.11.23


昨日、春に行われたJobMaster祭における盗賊部門の受賞者Don Gad氏が モロクの裏町にて何者かに襲撃され死亡しているのを たまたま通りかかった通行人によって発見された。
襲撃された場所は魔王モロクによる被害で市街の崩壊により住民がいなくなった無人地区で、 Don Gad氏はこの地区の復興のための視察している最中に襲撃された模様だ。
氏は10名ほどの配下の人員を護衛として連れていたが、 その護衛たちも同様に殺害され生存者はなし。
無人地区ということで襲撃されたときの目撃者の情報はなく、 発見されたときもすでに死亡から大分時間が経過していたようだ。

Don Gad氏が殺害された現場

現在モロクの治安維持を担当するモロクコンチネンタルガード本部は、 この事件に対しての会見を開き、Don Gad氏襲撃の犯人は亡霊騎士Phantomであると発表した。

コンチネンタルガードの調べによると殺害されたDon Gad氏には書置きが残されており、 昨年のモロクの裏町抗争の収拾のために、Don Gad氏が行った犯罪行為などが列挙されていた。 この書置きの存在と10名からの護衛を抹殺した手錬であることから、 コンチネンタルガードは犯人を亡霊騎士Phantomと断定した。

しかし奇妙な点もある。

Phantomのこれまでの犯行を見ると、多くの場合が法の目を掻い潜ったところで暗躍する、 いわば悪人の暗殺を行ってきた。法を無視した暗殺という手口とはいえ、 殺害された被害者たちが陰惨な事件の首謀者であったりと、 その行為に義侠心を感じざるを得なかったといえる。

だが今回殺害されたDon Gad氏は、 同じく義侠心を有する人物としてモロク市民には広く知られており、 そのためモロクの裏社会に影響力をもつ3つのギルドからは特に目をつけられていた。
JobMaster受賞のきっかけとなった裏町抗争の一件も無関係な市民に被害が出たことが 事態収拾に乗り出した大きな要因だったと言う。

9月の魔王モロクの襲撃でモロクが破壊されると、 氏はいち早く被災者の救出活動を行うほか、 避難キャンプへの物資供給を行うなどの活動しており、 最近はコンチネンタルガードからの委託で物資調達を安い手間賃で請け負っていた。
またモロクの復興作業にも積極的であり、 人気のない無人地区に居たのはそのための視察であった。

コンチネンタルガード本部はモロク復興の同胞たるDon Gad氏を 暗殺したPhantomに大きな怒りを見せており、 モロクの治安維持のために本隊が動くことは出来ないが、 冒険者らにPhantomの追跡を依頼する旨を発表している。

なおDon Gad氏の暗殺は別のところでも影響が出ている。 Don Gad氏は今年末までの難民キャンプへの配給食糧の手配を委託にされていたが、 物資の強奪などを恐れて保管場所などがコンチネンタルガード側にも知らされておらず、 その所在が不明となっているのである。
コンチネンタルガードは現在残された備蓄が半月ほどで無くなる事を受け、 物資の探索と見つからない場合の手配に追われている模様だ。

 [Text by トウコ=ミツキ]



inserted by FC2 system