割れたポリンの中からナイフが…プロンテラ

2005.11.14

今日昼頃、プリーストの男性がプロンテラ東平原で、そこに居たポリンに腰掛け同僚と話していた時突然ポリンが男性の重みに耐え切れずに破裂し、ポリンがルートした
初心者用ナイフが男性の尻に突き刺さる事件が起きた。

ナイフは男性の肛門に垂直に突き刺さっており、男性はショックの余り意識不明の重態となったが直ぐに病院に運ばれ治療を受けたところ奇跡的に意識を回復したという。しかし体の傷はともかく心に受けたダメージはかなりの物で、職務に復帰するには暫く時間が掛かると見られている。

ポリンは地面に落ちているものを口から摂取し、体内でじっくり時間を掛けて消化する習性があるのは有名だ。その習性を利用して最近はごみ処理等に利用されていたが、同時にごみをどこに捨ててもポリンが食べてくれるのだからとごみを不法投棄する者が増えマナーの悪化が目立ってきていた。

ポリンはその愛くるしい姿から女性や子供にも人気があり、平原では良く子供たちがポリンと戯れている姿が見かけられる。しかし今回の事件を受けて金属や危険物などを不用意に捨てないように厳しく取り締まるべきだとの声が大きくなっている。

プロンテラ衛生管理グループは「ごみを捨てていくのは主に冒険者の者達だ。彼らのモラルは年々悪化する一方で、国もそれを規制しないものだからどうしようもない。トリスタン国王は冒険者の働きに何を期待しているのか知らないが、冒険者を迷惑だと考える人間は多いはずだ。良い機会だから、取締りを検討した方がいいだろう」と語る。

ちなみに怪我をしたプリーストの男性は「さよなら、俺の恋」と呟くばかりでインタビューには答えて貰えなかった。



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