フリージャーナリストにしてスポンサーのto-ko氏から、ココモビーチに関するニュースの投稿があった。 to-ko氏にはこの場を借りて感謝を。
さて、海水浴場についてであるが、8月いっぱいまでの期間はココモビーチの海岸線は海岸東部の漁場を除き、付近には厳重に柵が張り巡らされて立ち入りに制限がかかるようになった。 海水浴を楽しむには入場券を購入し、東西の2箇所設けられた入場ゲートより砂浜に出られるようになる。 入場料は大人は10000ゼニー。子供(5歳以上)は4000ゼニー。(但し、各ギルド発行の冒険者証がある場合は10%OFF) なお、入場するさいにはスキルなどの使用を制限するブレスレットが装着される。このブレスレットは特殊な構造で基本的にはこれを外すことは専用のカギを持ちいらなければできない。万が一外すことができたとしても、帰る際にブレスレットの開錠・返却がなされない場合は、30Mゼニーの罰金が科せられる旨が入場規則として設けられている。 これは一部のストリップ系スキルを持つローグらに対抗する処置のほか、無差別にスキルを連発する愉快犯を防止する意味合いがあるようだ。 また、入場するにもいくつかの規則が設けられている。食物等の持込は原則的に禁止されており、例外的に手作りの弁当だけは持ち込みが可となっている。そして飲み物に関しても水筒での持ち込みは許されているものの、ペットボトルや瓶などでの持ち込みは禁止されている。 これらの規制は持込んだ食物での食中毒などには対応しきれないためと説明されている。 入場ゲートでは荷物チェックが行われており、万が一持ち物に食物があった場合などは、同意の上で破棄などの処理を行うとのこと。 各入場ゲート近くには海の家が立ち並び、休憩やパラソルの貸し出しのほか、上記の規制とあいまって、特色豊かな食べ物などを提供されている。 今回はその数店を紹介しよう。 ■『SakAge(サークエイジ)』(西ゲート側)は、コモド周辺の地元色を濃く反映した海の家で、コモド名産の洞窟チーズや背肉などが提供されている。 目を引くのはこの地域に生息するモンスター格好に扮して従業員たちである。ココモビーチ周辺はかなりの猛暑であるが従業員たちは着ぐるみを着こなして働く姿は感嘆すら覚えるほどだ。 ■『GH(グランドハウス)』(東ゲート側)は、いま密やかなブームとなりつつあるメイド喫茶がそのまま海の家となった独特な店舗だ。 店舗自体も貴族の別荘をイメージしたという独特な装いであるが、そのなかをメイドさんの姿をした従業員が給仕してくれるのは、異世界に来たかのような印象を受ける。メニューは海の家を特に意識した様子はなく、お茶やスイーツなどは一般的なメニューが並ぶ。もっともこの店のスイーツは王宮デザート職人、シャルル=オルレアン氏の監修を受けているとの事なので一般的とは言い難いが。 ■『FD(フロストダイバー)』(東ゲート側)は、遠くフェイヨンの雰囲気をココモビーチに持ち込んでいる。天下大将軍が左右を守る入り口(余談だがこの天下大将軍はモンスターそっくりに揺れている。原理は企業秘密だそうだ)をくぐるとムナック、ボンゴンなどに仮装した従業員が迎え、厨房ではソルジャースケルトンの格好した調理師が腕を振るっている。 ここでの名物は店名でもあるフロストダイバーという名のカキ氷。味付けはそれぞれポリン系モンスターの名前から取られていておもしろい。ただしアークエンジェリンとデビルリングの名をつけられたモノには、完食に賞金が賭けられているほどなので注意されたい。
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