今日昼頃、首都プロンテラでミルク１本を万引きし逃走したローグを追いかけていたクルセイダーが、裏路地に差し掛かった時に壁と壁の間に体が挟まってしまい、抜けなくなる事件が起きた。

その裏路地は無計画に建物が建設されたスラムだったせいか道幅が狭く、人１人がやっと通れる程度だった。クルセイダーの鎧は特に横幅が広く、ペコペコに騎乗していたこともあってこの道を通り抜けることが出来ず、体がはまって動けなくなったものと見られている。

クルセイダーは１５分程体が挟まったまま身動きがとれず、やがて見物人が集まり始めたため、不憫に思ったローグがクルセイダーの鎧を脱がしようやくクルセイダーは解放された。 場所がスラムだったせいか警備兵への通報が遅れ、助け出されたクルセイダーもそれ以上ローグを追わず、このローグはそのまま人ごみの中に逃走してしまった。 路地にはまったクルセイダーは「屈辱だ」と一言のみコメントしてくれた。 現在警備兵はこのローグの目撃情報を募っている。