26日昼ごろ、首都プロンテラの中央公園で「転生二次職の処遇を推進する会」(T2SS)のメンバー3人が、裸になり「あんな服を着るより裸の方がましだ」と新しいコスチューム反対を訴えた。
この新コスチュームは、数日前騎士や聖職者などの新しい制服のデザインが発表され、冒険者たちの間でそのデザインの良し悪しについて賛否が分かれていたものだった。既存のデザインの愛着からか反対派も決して少なくなく、今後どうなるか動向が注目されていた矢先に今回の反対運動が起こった。
反対運動を行ったメンバーの一人に話を聞いてみた。
「反対の理由は色々ある。もとの服装に慣れてしまっているというのもあるんだけれど、新コスチュームのデザインはよく見ると明らかに手抜きと思われる部分が随所に見られるんだ。僕達は何もコスチュームを変える事に反対しているわけではないんだ。ただこういったデザインの手抜きをなくすか、または既存の方か新しい方かどちらか好きなほうを選べるようにしてくれさえすれば文句は無い。新しいコスチュームに反対だと思う者は、是非デザイナーの元に英語で意見を送って欲しい」 |