「このアブラカタブラという儀式自体、謎が多すぎて良く解明されていないのだけど、チェンジポリン(モンスターをポリンに変化させる)や、クラスチェンジ(モンスターを凶悪な化け物に進化させる)等と比較してみると、クラスチェンジはポリンでも効果が現れることから、他のモンスターとポリンは何かしらの関連性があるんだと思うんです。それと同じように、リバースオーキッシュで術者の顔がオークになるのは、何か理由があり、私はそれを先祖帰りが起こっているのではないかと思ったんです。・・・あるいは、人間の進化の先がオークということも考えられますね」 この仮説は生物学者の間で、新たな論争を巻き起こした。既に様々な生物学者から、仮説の支持、反論、矛盾の指摘などがpony氏に寄せられている。そして、このpony氏の仮説に断固として反論しているのが、ルーンミドガッツの教会勢力だ。 教会は「我々人間は神によって選ばれ、繁栄を許された種であり、進化などという偶然的なものの先には居ない。ましてや、我々の祖父がオークであったなどと!リバースオーキッシュは愚かな儀式を行う者に対する神罰だ。この学者にはいずれ裁きが下るであろう」と、コメントしている。 |