ソグラド砂漠でクルセイダーが転倒…モロク

2004.03.06

仲間のウィザードの男性と共に、ソグラド砂漠を徒歩で渡っていたクルセイダーの女性が、砂に足をとられ転倒、鎧の重みで起き上がれなくなる事件が起きた。

クルセイダーが身に着けていた鎧は総重量50kgを越え、下手な転倒のしかたをすれば自力では立ち上がれない程だったという。仲間のウィザードはクルセイダーを起こそうとしたが、彼の腕力では起き上がらせることができず、次に彼女の鎧を脱がそうとしたが、鎧の構造がわからず断念。そこでウィザードは、近くにあるモロクの街へ助けを呼びに言った。


砂漠で倒れていたクルセイダーの女性

しかし事件当時は砂嵐が吹き荒れ視界が悪く、ウィザードは道に迷い、灼熱の砂漠で行き倒れてしまった。幸い彼は行商人の一行に助けられ、クルセイダーの女性もウィザードの案内によってその行商人によって救助された。

女性は至って健康で、病院の検査でも異常は見られなかったが、ウィザードの男性は熱中症にかかり、現在クルセイダーの女性に付き添われてモロクの病院で入院している。

救助されたクルセイダーの女性は「相方と一緒だったので、もし転倒して立ち上がれないことがあっても大丈夫だと思った。まさか力が足りないとは。だが、私は彼を信頼していたので、助けを待つ間不安は無かった。これからは金をケチらず、空間移送を利用しようと思う。頑丈だが重過ぎるこの鎧も考え物だな。・・・ところで、何故砂漠に放置されていた私が無事で、彼が入院するハメになっているのだろう。彼の一日も早い退院を願っている」と語ってくれた。


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