モンスター大変動、その原因は?…国内

2004.02.22

最近、モンスター達が大変動を行っている。アルギオペは本来の生息地から散ばり、オークロードは地の底から這い出てきた。首都西には盗蟲が生息範囲を広め、ゲフェニアにはより強力な悪魔が現れるようになった。

一体このミッドガルドに何が起こっているのか、トリスタン3世は直ちに専門家を集め、調査を行わせてた。そして昨日、暫定的な調査報告書が提出された。

■プティがアルギオペの天敵として登場

ギオペ峠は長らく、その名前の通りアルギオペの天下だった。しかし、ゲフェン方面から移動してきたと思われるプティの集団によってその地を追われ、アルギオペは周囲に散ばるようにして逃げたのではないかと見られている。

これにより、ルーンミッドガッツ〜シュバルツバルド間の国境ルート安全確保計画は、大きな乱れをみせた。プティはかなりの強敵であるため、アルギオペの掃討を担当していた魔術師達では歯が立たず、現在旧アルギオペ峠は、一部の冒険者以外人の姿を見る事はできない。しかし、アルギオペと共に生息していたアルゴスは逃げ出すことなく、その地に留まっている。これについては更に研究が進められる予定だが、何らかの共存関係を結んでいるのではないかと見られている。

■地下洞窟より這い出たオークロード

先日国民を熱狂させたオークヒーローvsオークロードの戦いは、決着がつかず引き分けに終わった。これにより自らの地位をオークヒーローとほぼ同等に並べたオークロードは、オーク村東半分の統治権を要求、オークヒーローもこれを断ることが出来ず、オーク村東はオークロードの天下となった。

現在オーク村は西と東に分断されており、内部崩壊をおこしかけている。ゲフェンはこの隙を突いて、オーク討伐隊を派遣する計画をたてているようだ。しかしそんな驚異をよそに、オークヒーローは傷つけられたプライドから酒に溺れ、オークロードは、先日の記事のコメント通りオークレディをはべらせているらしい。

■盗蟲、ついに生息域拡大

過去に何度も対策が行われてきたプロンテラ地下水道の盗蟲が、ついに生息域を拡大し始めた。盗蟲はその爆発的な繁殖能力により、ここ数年でプロンテラ周辺を徐々に蝕みつつある。盗蟲は危険な生物ではないため、今のところ怪我人などはでていないが、攻撃的で狂暴な緑盗蟲が地上に出てくるのも、時間の問題であり、プロンテラは早急な対策を求められている。

■地獄からの使者…ゲフェニアの驚異

恐らく、この異変によりもっとも凶悪な変貌を遂げたであろうと思われる、ゲフェニア。一階はあの赤い悪魔、ハンターフライが登場し、恐ろしい勢いでそこに生息していたポイズンスポアを食い尽くしている。ポイズンスポアが食い尽くされれば、彼らは新たな餌を求めて町に出現するだろう。更にその地下にも狂暴な悪罵が出没し、現在討伐隊と激しい戦いを繰り広げており、ゲフェンの住民は恐怖に震えている。

ゲフェンタワーはゲフェニアの力を封印している為の塔であり、その力が弱まったのか、ゲフェニアの力が強まったのか、もっと他の理由があるのかそれは謎である。

他にも様々なモンスターの変動があり、それについても調査が進められている。

※2004.06.01修正


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