精錬所のホルグレン氏、過労で倒れる…プロンテラ

2004.01.21

今日昼頃、プロンテラ精錬所所長のホルグレン氏(45)が、過労で倒れ、病院に運ばれていることがわかった。

ホルグレン氏は早朝何時もどおりに出勤したが、見るからに疲れた表情で体調も悪そうだったという。心配した精錬所職員が暫く休むようホルグレン氏に言い、精錬所のソファに向かう途中で倒れたという。

ホルグレンさんは精錬所の熟練工として、プロンテラ精錬所を任されている責任者だったが、客からのクレームが絶えず、心労が溜まっていたようだ。

精錬所職員のブルウェルさんは「ホルグレンさんはお客さんの要求を出来る限り実現しようと、日々努力してたんだ。新しい精錬法を編み出して、少しでも成功率を高めようと研究してたし…。最近は徹夜で研究してたみたいだよ。どうかお客さんの方も、ホルグレンさんの努力をわかってあげて欲しいよ」と語る。

ホルグレン氏と同職のあるブラックスミスも「ホルグレン氏の精練技術は世界でも5本の指に入るほど素晴らしいものだ。既に完成され、性能を決定付けられた武具を更に強化し、威力を限界以上にまで引き出すこの技術は素晴らしい。国内では、この技術を持っているのはモロクのアラガム氏しか居ない。常識から考えればこの精錬法は不可能なことなのに、それを可能にしたホルグレン氏とアラガム氏は偉大なのだ」と彼を賞賛している。

療養中のホルグレン氏は、我がMNNのインタビューに答えてくれた。
「精錬所の皆と、精錬も依頼しにきたお客さんには本当に迷惑をかけた。ちょっと疲れが溜まっていただけなんだ、栄養のあるものを食べて、睡眠もしっかりとって、こんな迷惑は二度とかけないように努力するよ」

現在もホルグレン氏は首都の宿屋で療養中とのこと。精練業務は明日からも再開される予定。


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