輸入したクリスマスツリー用の木焼却処分…アマツ

2003.12.25

ミッドガルド大陸で行われているクリスマスをアマツでも行おうと、アマツはルーンミドガッツ王国からクリスマスツリー用の木を250本輸入していた。木は昨日24日にアルベルタ港からアマツへと運ばれ、今日のクリスマスに向けてツリーの飾りつけが行われていた。

だが、この輸入されたツリー用の木の中に100匹程のアルギオペの幼虫が眠っており、飾りつけの最中に幼虫が木から逃げ出し、アマツは見たことも無い巨大な虫に一時騒然となった。幸い怪我人などは無く、逃げ出したアルギオペの幼虫も無事駆除された。

しかし、ツリー用の木の中にはまだ数十匹の幼虫が隠れており、このままこのツリーを放っておけばアルギオペがアマツ内で繁殖し、アマツの生態系に影響を及ぼす危険があった為、アマツは輸入した木を全て焼却処分した。


満開の桜に飾られるクリスマスの装飾


木はプロンテラ北の森から伐採されたもので、国を通してではなく、アマツはプロンテラの民間の業者に木の伐採を依頼していた。そのためか、十分な検査が行われないままアマツへ輸出され、今回の事件が起こってしまったのではないかと見られている。

アマツ側は「この程度の事でわざわざトリスタン国王の手を煩わせるのは申し訳ないと思い、我々が独自にプロンテラの業者に依頼した」と述べている。ルーンミドガッツはこれに対し「折角友好関係を結んだのだから、来年からは正式に木の輸出を依頼してくれて構わない」とコメントしている。

既にツリー用の装飾はアマツ側で用意してあり、木が焼却処分されてしまった為、アマツは仕方なく桜の木にツリーの装飾を飾り、少し珍妙なクリスマスを過ごしているらしい。


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