転職試験を終えた暗殺者、ギルド本部の階段から転げ落ちる…モロク

2003.10.21

今日昼頃、転職試験を終えた暗殺者が、喜び勇んでギルド本部から飛び出したところ、勢い余って階段から転げ落ち、足を骨折するなどの重症を負った。

目撃者の話によると、この暗殺者は転職試験を中々パスすることが出来ず、数時間に渡って試験の挑戦を続けていた。それを何とかクリアした喜びからか、ギルド本部から走って飛び出したところ、砂に足をとられてそのまま階段を転げ落ちてしまったようだ。

ギルドの建物は高さ50m程で、頂上の入り口まで46段もの石造りの階段が続いており、この長い階段を暗殺者は転げ落ちた。骨折程度で済んだのは運が良かったと言うべきだろう。

この暗殺者の試験を担当したギルドの人間に、匿名を条件にコメントを得ることに成功した。

「全く間抜けな奴だ。恐らくこの世界では長くは生きられんだろう。だが、こんな奴でも捨て駒ぐらいにはなるからな…クックック。」

現在怪我をした暗殺者は、とある街の病院で治療を受けているらしい。

※本来ならアサシンギルドへの取材は許されないのだが、我々MNNが長年彼らと築き上げてきた太いパイプのお陰で、今回取材の許可が下りた。
怪我をした暗殺者の情報を聞きつけ、取材を申しこんだ我々を歓迎し、ギルドの建物に関する記事の掲載許可、写真の提供、更にギルド関係者のコメントまで頂けた事に、我々は深く感謝する。


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