増殖を続ける下水の盗蟲に新たな対策…プロンテラ

2003.09.26

プロンテラ下水管理局は、未だ増殖を続けプロンテラの市民に被害を及ぼし続けている下水の盗蟲に対して、ゲフェン魔術師ギルドの支援を受けて昨日、新たな対策を実行した。

写真に写っている煙を出している試験管は、魔術師ギルドが新たに考案した超強い殺虫剤「ごっついバルサン」だ。

これは、霧状の殺虫剤を撒き散らし、その場に居る蟲をまとめて駆除してしまう薬で、本来はダニ、ノミ、盗蟲に悩まされる一般家庭向けに開発されていたものだが、実験中にガスを吸った人間が倒れるなど、毒性が強力過ぎた為、開発は中止されていた。

しかし、一般家庭には使えなくても、下水の盗蟲にならば使えるだろうということで、1ヶ月前に下水管理局が魔術師ギルドに開発の再開を要請し、同時に下水管理局は開発資金70万zenyのカンパもしている。

下水管理局は騎士団の護衛、殺虫剤の開発者と共に下水に赴き、下水の最下層を中心に、計20箇所に殺虫剤を配置した。殺虫剤は数日に渡ってガスの噴射を続け、その間下水への立ち入りは禁じられる。果たして下水の盗蟲を駆除することは出来るのであろうか。多くの期待がごっついバルサンに寄せられている。

魔術師ギルドが関わると、ロクな結果にならないと呟く者も居るのだが…。


inserted by FC2 system