国王トリスタン三世の支持率低下…国内

2003.08.12

ミッドガルドリサーチ社の世論調査で、トリスタン国王の支持率が40%に低下していることがわかった。モロクの犯罪網への対策不足や、各地で頻発しているモンスターに有効的な対策を打ち出すことが出来ていない事、加えて国内のインフレや、各都市に建設したギルド用の砦にかかった多額の建設資金を、国民の血税から徴収したことなどが、支持率低下の主な要因として見られている。

調査はルーンミドガッツ王国住民5385人を対象に実施され、トリスタン三世を支持しないという回答は国王就任以来最高の35%にも達した。

依然国内に不穏な空気が漂っていることで、国民の不安は高まっており、現在の王では国を統治することが出来ないのではないかと疑問の声を上げる者も多くなっている。

こんな中で最も気をつけなけらばならないのが、今の王権を打倒して主権を握ろうとクーデターを起こす者達である。今年に入ってから首都内で起こるテロの件数は急増しており、先月も大量の武器を溜め込み、大規模なテロを計画していた集団を検挙する事件が起きている。また、最近急激に力をつけ始めたギルドにも注意を払う必要があるだろう。

トリスタン三世は「国が不安定な時期であるため、民が不安を感じる気持ちもよくわかる。それはすべて私の責任であり、一刻も早く打開しなければならない問題である。私はその為にこの身を捧げる覚悟だ。国民よ、今しばらくこの私を信じて欲しい」と語っている。

国王トリスタン三世は、テロに備えて各都市の警備兵の増強を行う予定。


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