ミッドガルドの異変(3) 狙われた都市と黒い噂…国内

2003.06.30


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27日未明より、都市部周辺でモンスターと義勇軍の激しい攻防が続いていたが、敵の猛攻に押された義勇軍は、昨日ついに防衛線を後退させ、市街戦へと突入した。戦いは首都を除いた全ての都市で行われ、そのうちモロクとフェイヨンが陥落した。現在モロク・フェイヨンでは、奪回の為に体勢を立て直した義勇軍が戦っている。ゲフェン等の都市でも、辛うじて防衛に成功したものの、深刻な被害を出しており、現時点での死者の数は不明。

今回MNNでは各都市に記者を派遣し、戦いの様子を取材することに成功した(イズルード、アルベルタに関しては残念ながら取材することが出来なかった)。戦闘中のため写真はかなり乱れており、見苦しい点もあるが、大目に見て頂きたい。

◆魔術師の街 ゲフェン

プロンテラに劣らない美しい街並みを誇るゲフェンは29日、モンスター達の襲撃により壊滅的な打撃を被った。

彼らはミッドガルド放送局を買収し、義勇軍に偽の情報を流し混乱させ、ゲフェンの守りを手薄にした。ゲフェン西門からバフォメットjrの大群がなだれ込み、陣を張って警戒していた防衛部隊は、一瞬の内に壊滅した。実はこの場に、先日の
コモド撮影イベントに参加したプロンテラ在住の魔術師が居合わせており、取材に応じてくれた(彼は向かってくるバフォメットjrの大群より早く、魔術師ギルドの建物に逃げ込み、難を逃れたようだ)。

「あ、この間はどうも。いや〜怖かった、死ぬかと思ったよ。友人に「ゲフェン面白いことになってるゼ、見に行ってみろよ」と言われて見に来たんだけど、酷い目に会った。目の前に居たウィザードさんが、いきなり敵に襲われたのを見てびっくりしてしまって、慌ててギルドの中に逃げこんだんだ。ギルドの建物の中には、ノービス時代にお世話になった教授が居て、守ってくれたんだ。皆勇敢に戦っているのに、ちょっと恥ずかしいな。ところで、友人の姿が見えないんだけど、大丈夫かなあ」

この後バフォメットjrを退けることには成功したが、続けてデビルチ、うろつく者の襲撃に会い、ゲフェンは再び戦場と化した。戦闘は主にゲフェン中央で行われ、ウィザードの大魔法が飛び交う混戦状態となった。数時間後、続々と集結した義勇軍の見事な活躍と、元々ゲフェンは襲撃を想定して建造された都市であったという事が幸いして、辛うじてだが、見事敵部隊を殲滅することに成功した。

画像をクリックすると、大きい写真が見れます。


バフォメットjrが西門から進入


ゲフェン中央部での戦闘の様子


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