ミッドガルドの異変(2) 放送局脅迫…国内

2003.06.29

ミッドガルドの各地で行われた、ミッドガルド放送局主催の集合写真イベントは、モンスター達が仕組んだ罠だったようだ。

27日未明、あちこちでモンスターによる襲撃が行われている中、突然ミッドガルド放送局から、集合写真撮影イベントのお知らせが流れた。付近でモンスター討伐中だった冒険者達は、奇妙だと思いながらも戦闘を放棄し、指定されたイベント会場に続々と集まった。しかし、ミッドガルド放送局はモンスターに占領、脅迫されており、モンスター達は会場にあつまった参加者達に襲いかかった。

参加者達は何が起こったかわからないまま逃げ惑ったが、一度その場から非難した参加者達が体勢を立てなおし、モンスターの撃退に成功したようだ。今回のイベント会場襲撃で、123名が負傷、32名が死亡、13名が行方不明となる惨事となった。

MNNは今回、コモド近辺で行われたイベント会場から、ポータルでモロクへと逃げかえってきたと思われる、疲れた表情を浮かべる赤髪の集団を見つけ、突撃取材を試みた。

以下は、そのイベントの参加者で、奇跡的に生還したプロンテラ在住の魔術師(彼はこの記事の写真も提供してくれた)のコメント。




撮影会場の様子

「怖かった、死ぬかと思ったよ。赤髪の人のみを集めた写真撮影があるというので、喜んでイベント会場に行ったんだ。最初は楽しかったんだけど、いきなりモンスターが襲いかかってきたもので、びっくりして夢中で逃げまわったんだ。他の参加者の人が頑張って撃退したようだけど、国中で騒ぎが起こってるこの時期に、こんなイベントに行ったのが間違いだったんだね。良く確認出来なかったけど、アルギオペとフリーオニの姿が見えた気がする」

彼らイベント参加者は、モンスターを撃退した後、記念に写真を撮影したようだ。こういうところは、とても冒険者らしいといえるかもしれない。

速報:6月30日1:15分現在、イズルード、ゲフェン、アルベルタに置いて守備隊と防衛軍は防衛に成功したが、モロク、フェイヨンはモンスターの手に落ち、陥落。プロンテラ騎士団長ハイマンは、モロク・フェイヨンで戦闘を続ける義勇軍に、撤退命令を出した。なお、今後の前線の指揮はプロンテラ第4騎士情報部団所属、レオ=フォン=フリッシュ卿がとることになった模様。現在義勇軍には、モロク・フェイヨン奪還に向けて準備を整えている。


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