コモドが解禁されてから、今までモロクの闇市でしか売買されていなかった覚醒剤が、一気に一般の市場へ出まわった。なんと、コモドでは覚醒剤は合法とされており、街の商店で堂々と覚醒剤が売られている。それが商人の手によって他の大都市へ持ち出され、売られているようだ。現在ではコモドの覚醒剤製造業者と、直接契約を結んでいる商店が多く、覚醒剤は簡単に手に入る。
また、この覚醒剤は幻覚作用もあり、普通の麻薬として使用しているものもいる。裏で出まわっている麻薬は、一般の市場で売られている麻薬より純度が高く、依存者が産み出す利益は大い。ノービスなど駆け出しの冒険者が手を出さないように、ルーンミッドガツ王国ではこれら覚醒剤をランクわけし、初心者には扱えないようにしている。 トリスタン3世は専門家を招き、覚醒剤の危険性について話し合うと共に、今後の対応についての協議を開いている。 |