Zeny違法鋳造の疑いの逮捕者、冤罪により釈放へ…国内

2003.05.22

今年の2月5日に起きたZeny違法鋳造の罪により、各都市の警備保障団体による一斉検挙が行われた事件に対し、国側は逮捕者の中に無罪の人間がいたことを認め、深く謝罪すると共に、彼らを釈放した。

事の発端は同月28日に、Zeny違法鋳造の罪により逮捕した者の名前と、逮捕の条件を公開したことに始まる。逮捕者は108名にも及んだが、逮捕の基準がいい加減だとして、抗議が寄せられていた。当初国側は「捜査に誤りは無い」としてきたが、実際には捜査に人為的なミスが存在し、今回の誤認逮捕の件で、国側の主張は全くの嘘だったこととなった。

誤認逮捕された者の名前は公表されておらず、国側は個別に対応していくようだが、しかし、各地の掲示板には「Zeny違法鋳造したのに無罪釈放、ありがとう!」という内容のビラが貼られているところもあり、実際にZeny違法鋳造を行った者まで釈放したのでは無いかという噂が囁かれている。冤罪の人間もいることを知りながら、犯罪者とともに牢獄へいれておくべきだと叫ぶ者もいるようだ。

確かに、今回の事件で国側の捜査能力の低さが露呈し、逮捕された犯罪者も「冤罪」を主張すれば釈放されるという認識が強まってしまったことは確かだ。

だが、冤罪で苦しんでいる人間に対し、他の犯罪者と共に牢獄に入っていろというのは、あまりに酷ではなかろうか。1人の無実の者を逮捕するくらいなら、10人の犯罪者を逃した方が良い。明日大勢の犯罪者と共に逮捕されるのは、何の罪もない貴方かもしれないのだ。



記者会見で謝罪する国側

無論、今回の国の対応は大きな問題であり、今後に大きな課題を残したことも確かだ。国と警備保障団体は今回の事件を深く反省し、捜査のの監視・管理体制の強化を図り、危機管理委員会を設立すると共に、再発防止に向けて最善を尽くすことを誓った。

掲示板に貼られたビラについてだが、容易に偽造が可能であることも覚えておくべきだろう。

「Zeny不正取得行為」を行ったユーザー様への措置について-公式サイト


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