コモド、ファロス燈台、サンダルマン、ゲフェン西南地区の立ち入り禁止を解除…国内

2003.05.16

ルーンミッドガッツ王国は今日、洞窟都市コモド、ファロス燈台島、要塞都市サンダルマン、ゲフェン西南にあるコードの森、ブリトニア等の地区の立ち入り禁止を、今月の27日に解除することを発表した。


ミッドガッツ(公式サイト)が公開したコモド資料より転載


洞窟都市コモドは、国内で禁じられている賭博を大々的に行っていた都市で、政府は数年前から賭博を止めるよう警告していたが、コモド側はそれに従わなかった。制裁としてコモドへの外部からの一切の立ち入りを禁じていたが、コモドは観光要所としての役割が大きく、コモドを閉鎖することによって生じる経済的な損失は大きかった。国内からの反発も多く、やむを得ず立ち入り禁止解除に踏み切ったようだ。

ファロス燈台島は、3年前から貿易や旅の中継地点として開発されていた国家プロジェクトで、ようやく完成を間近に迎えた。島には旅に必要な物を売り出す商人達も集まり、大きな期待を寄せられている。ファロス燈台島はモロクの南の海岸に位置しており、砂嵐の無い日なら肉眼でもその姿を見ることが出切るらしい。

要塞都市サンダルマンは、かつて人が暮らす都市だったが、モンスターの襲撃により廃墟と化し、立ち入りが禁じられていた。しかしこの忘れられた都市を、再び人々が住める街にしようという声が大きく、屈強の冒険者達の手によってそれを実現しようと、サンダルマンの立ち入り禁止も解除されることとなった。27日には多くの勇敢な戦士達が押し寄せ、サンダルマン奪回の為の戦いを始めるだろう。

ゲフェン西南地区には、コボルトやオーク達の生息地域があり、今まで危険地区として立ち入りが禁じられていた。だが、コボルトやオークがいくら危険であるとしても、立ち入りを禁ずる程では無い。今まで立ち入り禁止だったのは、この地域がゲフェンの研究廃棄物を捨てる場所であり、土壌が酷く汚染されている為、人が生きていける環境ではなかったせいだという噂が流れているが、真偽の程は定かではない。これがもし本当の話だとしたら、汚染は浄化されたということなのだろうか。今回の立ち入り禁止解除が何を意味するのはわからないが、この地に挑む冒険者は注意した方が良いだろう。


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