海洋専門家の話によると、アルベルタ港に現れたのは、ゴマシーサーペントという珍しいサーペントで、ミッドガルド大陸では滅多に見られない種類だという。恐らく、海流に乗って別の大陸から移動して来たのではないかと見られている。
このシーサーペントが以前住んでいた環境と、アルベルタ海の環境の違い耐えられず、死んでしまうのではないと心配の声が上がっているが、シーサーペントは強い適応性を持っており、アルベルタでも十分に生活できるようだ。
サーペントが現れたアルベルタの港は「タロウマリン」という名前の港で、それにちなんでタマちゃんと名付けられた。タマちゃんは夕方姿を消すまで、多くの人に餌などを与えられていた。その際、餌ごと腕を噛まれたプリースト一人が、海に引きずり込まれタマちゃんの餌になってしまうハプニングが起きたが、集まったギャラリーからは「元気が良い」と笑い声があがった。 |