キューペットサービスで捕獲されたペットが、冒険者に捨てられ、街などをさ迷っている。
餌代を捻出出来ず、仕方なく捨てた飼い主や、飽きた・他のペットを捕まえたという理由で捨てる飼い主もいる。

元の生息地域に近い場所に捨てられたペットは、街を出て帰っていくが、
モロクやルティエなどの環境が厳しい地域、また生活環境に適応できないペットは、
街の外に出ることが出来ず、他の飼い主を探すしかない。

だがペットは出費が激しいため、モンスター達は新しい主人を見つけることが出来ず、路頭をさ迷っている。
中には狂暴化して警備兵に殺されたり、餓死するモンスターもいる。
オークはある程度の環境でも暮らすことが出来るが、一度群れを裏切ってしまったためか、
自分の村には戻れず、街周辺をうろつき、通りすがった人を襲っている。

各都市では経費などの問題から、そうしたペットを救済するのは難しく、
現在では捕獲して殺してしまうという方法がとられている。

「飼い主の勝手で捨てられるペットが可哀想だ。飼い主はもっと責任を持つべきだと思う。」と、
プロンテラの警備兵John Delevanは語っている。