ペットに襲われ、死傷者続出…国内

2003.04.03

ペットサービスが登場してから、一週間が経過した。
その間に、飼っているペットに襲われた飼い主は、11名に上る。
そのうち3名が死亡し、4名が怪我を負った。

その多くは餌を与えるのを忘れたため、狂暴化したペットに食い殺されるのが大半だが、
中には人間に対し敵意を剥き出したり、きちんと餌を与えていたにも関わらず、飼い主の食事を奪おうとして殺されたケースもある。

また、ペットにする方法自体にも問題がありそうだ。モンスターをペットにする際、まずモンスターを傷つけ、
瀕死にさせて抵抗する力を奪う(これが捕獲の成功率を高くする手段だといわれるが、賛否両論だ。)
そして捕獲し、卵にペットを閉じ込めてから、孵化させる。
瀕死になり、抵抗できない状態に追いこまれたモンスターは、自らの身を守るためにとりあえず飼い主の言うことを聞く。
だが、モンスターがいつまでも人間の言うことを聞いているはずが無い。
自らの傷が癒えれば、当然飼い主に復讐するだろう。

しかし、このような被害が出ているにも関わらず、
モンスターをペットにしようとする者は減らず、これからもこういった被害が急増すると見られている。

「世間では、ムナック等の女性型モンスターを連れ歩いている男性は、白い目で見られている。
親兄弟、妻や子供に恥をかかせたくないのなら、人間並の知性を有したモンスターはペットにせず、
どうしてもというのなら、ポリンやピッキなど害の無いモンスターをペットにするべきだろう。」と、
モンスターペット化の危険を訴える学者は語る。

























































inserted by FC2 system