作者と偽って武器を製造販売…プロンテラ

2003.03.28

首都プロンテラで、他の鍛冶職人の名を語って武器を販売していた男が、詐欺の罪で警備兵に逮捕された。
男はプロンテラで活動している鍛冶職人、クサナギ氏の名を語り、
剣、槍、斧等の武器を製作、プロンテラで売りさばき、一月で約200万zenyの利益を出していた。
クサナギ氏は基本的に剣以外は製造せず、槍や斧を販売していることを不審に思った客が、
クサナギ氏本人に問い合わせたことで、この事件は発覚した。

ミッドガルドでは、武器や鎧に製作者の名前を刻む習慣があり、
腕の良い鍛冶職人が製造した武具は、一種のブランドになっている。
クサナギ氏が製作する剣「クサナギのツルギ」は、多くの冒険者達に定評があり、
彼の元には常に製造依頼が来ているが、製造できる数に限りがあり、中々入手することが出来ないと言う。
クサナギ氏は人嫌いで、自分自身では商売をせず、知人の商人に販売を委託していたようだ。

逮捕された男は「クサナギ氏はあまり人と接しない人物なので、名を語ってもばれないと思った。
商売が中々上手くいかないので、これで大金を稼いでやろうと思った」と供述している。

この事件について、クサナギ氏に取材を申し込んだが、案の定断られてしまった。
























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