新発明!ゼリーポーション…アルベルタ

2003.03.21

ポーションを飲もうと思って、うっかり瓶を地面に落として台無しにしてしまったり、
イズルードの水没した洞窟で、ポーションの栓を空けた瞬間中身が流れ出てしまったりという経験は、
ミッドガルドで活躍する冒険者ならば一度くらいはあると思う。

今回アルベルタのReinbow Potion Company(以下RPC)は、そんな悩みを解決する新しいポーションの開発に成功した。
それはゼリーのような固形型のポーションで、水に溶ける事は無く、
地面に落としても再び拾い上げて食べることが出来る(汚いなどという事をいちいち気にしていては、立派な冒険者にはなれない)。
これは、数百度まで加熱し溶解させたポリンの体液を、ポーションと合成し、再び冷却することで実現されたもので、「ポリンポーション」と名づけられた。
ポリンは赤ポーション、ポポリンは緑ポーション、ドラップスは黄色ポーション、マーリンは白ポーションにそれぞれ対応しており、
また凝固させることによって瓶に入れる必要性が無くなり、重量が減ったため、より多くのポーションを持ち歩ける様になった。
RPCによれば、裸の状態でバッグに詰め込んでも問題は無いようだ。
ただし、強い衝撃や高温には弱いので、バッグの中身がポーション塗れにならないよう気をつける必要がある。

だが、ミッドガルド動物愛護団体が(毎度のお決まりの展開だが)、ポリンを高温で加熱するのは残酷だとして、RPC社に抗議文を送っている。
これに対してRPC社は「この発明は人の役に立つ。動物愛護団体の方々にとっては、ポリンと人間、一体どちらが大切なのか」と皮肉なコメントをしている。


























































































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