増殖しすぎたポリンへの対策…国内

2003.02.25

12月に行われたクリスマスイベントで、激増したポリンの頭数を調整するため、
冒険者達を利用したイベント「ひな祭り」が開催された。

その方法は至って簡単。ポリン達にイベント限定グッズを食わせ、フィールドに放てばいい。
後は、限定グッズを手に入れようとする冒険者達が、躍起になってポリンを狩ってくれるというわけだ。
これはクリスマスイベントの時に、サンタ帽子をかぶらされたポリンばかりが狩られ、
他のポリンは見向きもされなかった事をヒントに考案された方法だ。

今回のイベントの発案者の思惑通り、普段はオークの村やゲフェンの地下に潜る冒険者や、
フェイヨン等で不死者の掃討を行う聖職者までもが、こぞってポリンを狩り始めた。
ポリンの頭数は順調に減っていき、イベント終了の日には、ポリンの数は通常の値に戻るだろうと予想される。

今回のイベントは、各地で増殖しすぎた為に人々の生活に危害を与えている、
盗蟲や不死者の掃討に応用が効きそうである。
特にルート習性のある盗蟲には、非常に大きな効果が期待できるだろう。
ルート習性の無い不死者等には、例えば彼らの歯を集めた数に応じて、賞品を与えるというのも面白そうだ。
だが、今回のイベントの発案者は「これはポリンという非常に繁殖能力に優れた生き物に対してだからできるのであり、
他の生物に対して今回のイベントのようなことを行う場合は、やり過ぎないように注意するべきだ。
今回だって、ポリンが落としたイベントグッズを他の動物がルートしてしまい、
その動物までもが狩りの対象になってしまうという予測しない事態が起きている。
まあ、その大半はポポリン等の、ポリンと同じ繁殖能力に優れる生物だったから、問題は無いが。」と警告している。

またある農家の人は「上手いことを考えたものだ。
これで明日から、早朝から畑の見まわりをしたり、ポリン避けの罠を張ったりしなくて済む。
冒険者と言うのは単純で扱いやすい奴らだ。こんなイベントを開かないと、殆ど役に立たない連中だけど。
それにしても、ひな祭りがこんなイベントだと、ちょっと子供がかわいそうな気がしないでもないな。」と語っている。













































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