プッシュカートレース開催…国内

2003.02.24

カートに乗り込み、斜面を滑り落ちて早さを競う「プッシュカートレース」が今年も開催された。
各地から集まった観客は過去最高の3万人を記録し、他国から海を越えて来る客もいたようだ。
このレースは最初、ただの商人たちの余興に過ぎなかったが、参加人数が増えるにしたがってルールを設定し大会化。
カートやドライバーのウエイトの調整、高度のテクニックを要するこの競技は、
今ではルーンミドガッツ王国で最も人気のあるスポーツの1つになっている。

今回の開催地フェイヨンのコースは、森林地帯からフェイヨンに入り、そのままフェイヨンダンジョンに突入する。
激しい起伏や複雑な曲がり道、モンスター達の妨害が有名な上級者向けコースだ。
それだけに選手のコースクラッシュが多く、参加者30人のうち無事ゴール出来たのはたったの9人だった。

今回優勝したのはプロンテラ出身のJoe camber氏(車体総重量78kg、最高時速120km)で、
大会2連覇のGeorge milla氏を押さえての勝利となった。

Joe camber氏の車体はプロンテラドライバー社が開発した最新型で、
車体に穴を空ける事によって車体の軽量化、空気抵抗を少なくしている。
その反面、クラッシュした時のダメージが大きく、一度クラッシュすれば車体が大破する恐れがあった。
しかし、Joe camber氏の見事なドライビングテクニックによって、
一度もクラッシュすることは無く、見事優勝を果たした。

来年の開催地には、イズルードを予定している。













































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