近年凶悪化する犯罪組織を防止するために、BlackSmith達が製造する武器の製造に、
制限を設けるべきだという声が、ルーンミドガッツ王国の中で大きくなっている。

主にモロクで活動する犯罪組織は、強力な武器をBlackSmithから入荷し、
その装備は国の正規兵にも劣らないほど整っているという。
中には、腕の良い鍛冶屋を抱え込み、自分達の為にのみ武器を製造させている組織もあるようだ。

これを防止する為に、国内の鍛冶職人全てを管理・監視し、犯罪組織に武器を売らないよう義務付け、
また、これに反する鍛冶職人を発見した場合、国内で武器を製造する権利を剥奪するという強攻策も検討されている。
しかし、これに対し鍛冶職人達や商人達は「国家が自由な商売を阻害するのは、
決して許されることではない」と、反対の声を上げている。