街道建設計画断念…国内

2003.01.25


国王トリスタン3世は、今日昼頃記者会見を開き、
プロンテラ、アルベルタ間の街道建設計画を断念することを発表した。
これは、フェイヨンの住民の意思を尊重しての決定だ。

計画はプロンテラ、アルベルタ間の土地を開拓し、街道を建設するというものだったが、
環境の破壊やプロンテラのフェイヨンへの干渉を懸念していた、
弓手教会とフェイヨン住民から強い反発があった。
国王は記者会見で「街道はルーンミドガッツ王国に住む人々全ての幸福の為に建設されるものだ。
フェイヨンの意思を無視して、建設を強行することは許されない」と語った。
フェイヨンは「国王の判断に感謝する」と、街道建設中止を受け入れている。

しかし、街道建設中止に強い反発を唱えているのが、プロンテラとアルベルタだ。
プロンテラとアルベルタでは、街道建設の為の特別税を既に徴収しており、
取りたてた税金の払い戻しを要求している。
また、経済効果を見込んだアルベルタの商人達は、競うように商品を仕入れていた為、
既にアルベルタの倉庫には商品が山積みになっている。
だが、街道建設が中止されてしまったおかげで、客足は増えていない。

「全く、建設を中止するくらいなら、最初からそんな計画しなきゃいいんだよ。商人にとってはいい迷惑だ」
と、アルベルタのある商人は語る。





































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