ゲフェン警備保障は、Arnold氏殺害の容疑者として同じギルドに所属するEvelyn Chalmers、
Arnold氏の研究チームに所属するVin Merchantを逮捕、連行した。
二人は大筋で容疑を認めているようだ。

調べによると、同ギルドのEvelyn容疑者は「研究に成功し、どんどん名を上げていくArnoldが妬ましかった。
研究チームのVinを利用してArnold氏の発明を奪ってやろうと思った」と語る。
また、研究チームのVin容疑者は「Evelynに金を積まれてやった。賭博で借金があり、金に困っていた」と語る。

Vin容疑者はEvelyn容疑者に命令され、Arnold氏の研究室に潜り込んで研究資料を盗もうとした。
だが部屋に戻ったArnold氏に見つかり「このことをギルドに報告させてもらう」と言われ
Vin容疑者はカッとなって、Arnold氏を側に置いてあったメイスで撲殺した。

その後研究資料とLOVの魔力を封じ込めた発明品のサンプルを見つけ、
実験中の事故死に見せかけるため、研究室をそのサンプルで爆破した。
だが、この時の爆発は予想以上に大きく、盗んだ研究資料に火が燃え移って研究資料は燃え尽きてしまったようだ。
Arnold氏が完成させようとした発明品は、永遠に闇に葬られてしまった。

ギルドのメンバーがこのような犯罪を犯したことについて、関係者は驚きを隠せないようすだ。
ゲフェン警備保障は「あまりにも身勝手で悪質な犯罪だ。
重罰は免れない、悪は罰せられるべきである」と発表している。