砂漠で商隊が襲われる…モロク

2003.01.02

モロクに向かっていた商隊が、盗賊の集団に襲われる事件が起きた。
襲われたのはプロンテラから主に水や食料、金品等を運んでいた商隊で、死傷者も大勢出ている。
生き残った者の話によると「突然覆面をつけた数十人の盗賊達が現れ、一斉に矢を放った。
そして逃げ惑う商人を執拗に追い掛け回し、殺していった。
その後、商隊の荷物と、女を捕らえて立ち去ってしまった。
あれはどう見ても、狩りを楽しんでいるようにしか見えなかった」と語っている。

これに対しプロンテラは「信じられない残虐な行為だ。
盗賊とはいえ、義理があるものと思っていたが、所詮は賊ということか。
この件に関しては、モロクに責任をとってもらう」と語る。

しかし、モロクにとって水や食料は大切なライフラインであることから、
各ギルドには決して商人を襲ってはならないという協定が課せられている。
それはモロクで活動する盗賊達全ての掟であり、どんな悪人でも決して破ってはならないものだ。
実際、今までに商人が襲われたケースは無かった。

モロクの盗賊ギルドは「今回の事件は、盗賊の掟を破るものだ。
そしてその掟を破る者は、ギルドに歯向かった裏切り者として相応の処罰を与える。
我々は全力で商隊を襲った捜し出し、一人残らず消す。
警備兵の手は借りない。これは我々が片付けるべきだ。
どんなことであろうと、ルールはある。必ず思い知らせてやる」と語っている。

現在商人達は警戒し、モロクには近づいていない。


















































































































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