フェイヨン不死者の謎…フェイヨン

2002.12.17

現在フェイヨンでは、聖職者や冒険者達による洞窟内に潜む不死者の駆除が行われている。

フェイヨンの洞窟はかつて死体の投棄場所であったが、
やがて捨てられた死体がゾンビやムナックとなって蘇り、
恨みをもって人間たちに牙をむき始めたのである。
これを見た教団は不死者の浄化を行うため、多くの聖職者を派遣した。
また、冒険者達も腕試しの為にこの洞窟に集まった。
それによって多くの不死者達が浄化させられてきた筈だが、
不死者の数は一行に減らず、むしろ増加の傾向を見せている。

いまだに詳しいメカニズムはわかっていないが、洞窟内で生き絶えた人間は、
そのまま放置しておくと一週間ほどで不死者になり、人間を襲い始める。
だが、洞窟内で人間の死体を発見した場合は、
死体を洞窟の外に運び埋葬、それが不可能な状況ならばその場で火葬する事が聖職者達に義務付けられており、
洞窟で死んだ聖職者や冒険者が不死者になるのは、ごく僅かである。
一部外部から運ばれた死体が不法投棄される場合もあるが、
こちらも埋葬の対象になっており、不死者になるということはない。

不死者による被害は年々増加しつつあり、不死者増加の原因の解明と、早期の対策が求められている。




































































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