深刻なごみ問題…国内

2002.12.15

ミドガッツ王国はトリスタン3世の統治のもと繁栄し、それと共に人口も年々増えつつある。
だがそれにより、プロンテラなどの都市部ではごみの処理が追いつかず、道端にごみが散乱する光景も珍しくなくなった。
プロンテラの美しい外観が、損なわれつつある。
イズルード、アルベルタなどでも海にごみが投棄され、美しい海が失われつつある。

各都市では、冒険者の飲んだ後のミルクやポーションの空きビンの投棄が多く、
商人たちになるべく空き瓶を買い取ってくれるよう呼びかけている。
プロンテラでも、空き瓶をもってくればミルクを補充するサービスも開始し、
ビンをリサイクルさせるなど様々な対策が練られている。
また、皮の残るバナナよりも、皮の残らない芋や人参を多く利用するように、
冒険者達に呼びかけている。

「街にごみを捨てては行けない」と気を配る余り、
ごみをカプラ物流倉庫に溜め込む冒険者も多いようだ。
カプラは決してごみ処理サービスでは無いと、カプラ職員は嘆いている。
これに関する詳しい記事はこちら→倉庫から異臭、カプラ職員の悲鳴

かつては糞尿を処理する施設として、下水が整備された。
ごみの解決策として下水にごみを処理する施設を増設する案が出ているが、
知ってのとおり下水は今盗蟲の天国となっており、
処理施設を増設すれば盗蟲の繁殖に拍車をかけることになるだろう。
だからといって、地上にごみ処理施設を建造して、美しい自然を汚すのは得策ではない。
また、ごみは完全には処理できないため、その処理した後のごみを埋めたてる場所に盗蟲が繁殖する恐れがある。

不衛生な環境は様々な病気を引き起こすことから、住民から早い対策を望む声が上がっている。



























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