プロンテラ

ルーンミドガッツ王国の首都プロンテラ。

首都というだけあって多くの人が行き交い、
一流の建築家達に設計された町並みは、王国一の美しさを誇ると詠われています。

街の北には平和と繁栄の象徴といわれるプロンテラ城が聳え立ち、
プロンテラは政治、経済、文化の中心地として栄えているのです。

ですが、北には悪魔が住む迷宮の森が広がり、
プロンテラの地下には気味の悪い蟲達が蠢き、プロンテラの市民を脅かしています。

プロンテラのシンボルは、双頭の鳥です。
左の鳥は秩序を、右の鳥は自由を現しているといいます。

嘘です。

プロンテラの各地に配置されている警備兵の方です。
最近はテロが起こったりモンスターが攻めて来たりと大変なようです。
それ以外の時は、プロンテラの道案内をしてくれます。
例え戦いの真っ最中でも道案内をしてくれます。

花屋です。

死者には花を手向けますが、戦場で花を供えられるのは名のある勇者だけで、
私のような無名の剣士は誰も弔ってくれないでしょう。

なんて事を花屋に愚痴ったら
「弔ってほしけりゃ名を上げろ、それが出来なきゃうちの花を買って自分で弔え」
って言われました。・・・ひ、ひどい。

殺人的な香りに誘われると、そこにはパン屋がありました。
ちょうど小腹が空いていたところです、何か買って行きましょう。

魚屋です。

プロンテラは近くにイズルードの漁港があるので、
いつも新鮮な魚が売っています。

でも私は魚をさばけないので、
切ってくれる魚屋じゃないと買いません。

魚屋のメニューが貼ってありました。

ソードフィッシュの開き・・・23z
オボンヌの切り身・・・・・・50z
マルクの干物・・・・・・・・・5z
デビアスの切り身・・・・・・29z
オボンヌの頭・・・・・・・・・13z

オボンヌの頭恐いですよ!
私が他の魚を手に取ろうとした時引っ掛けて、
私の足元に転がってきたですよ!
柄にも無く悲鳴をあげちゃったですよ!
しかも魚屋の親父に
「あ、落としやがったな!もう売り物にゃならねえ!
責任持って買ってもらうぜねーちゃん!」
などと言われ、
無理やり買わされる羽目になりましたですよ!

オボンヌの頭、1個獲得

魚屋の親父に聞いたところ、
こいつで出汁を取ると美味しいらしいです。
家に帰ったらやってみます。

プロンテラのシンボルの刺繍が施された旗です。
左の緑色の旗は豊かな大地を、
右の青色の旗は広大な空を示しています。

だから、嘘ですってば。

ぶらぶらと歩いていると、感じのいいバーを見つけました。

昼間ということもあってか、客はあまりいません。
私は格好良くカウンターに座って、ファンタ(グレープ)を注文しました。
注文する私も私ですが、用意してある店もアレだと思いました。

というか、騎士様や聖職者様が真昼間から酒を飲むのはどうかと思いますよ?

プロンテラの街並みは凄く美しいのですが、人が多いせいか埃っぽく、ごみごみしています。

早朝のプロンテラは人が少なくてとても良いですが、
6時から騎士と剣士の方々がラジオ体操をしているので(私もたまに参加してます)、
5時ぐらいに散歩するのをお勧めします。

マッシブな戦士達のラジオ体操を見たいというのなら、別に6時から散歩しても構いませんが。
5時に聖堂前に行くと、朝のお勤めをする聖職者の方々に会えるので、挨拶しましょう。
ついでに、朝のお祈りも済ませておくと一日を幸せに過ごせますよ。

人が多くなり始めるのは朝市が開かれる7時からです。

ナウいお兄さんを発見しました。
プロンテラはファッションの発祥地なので、
あんまりイナカッペな格好をして歩くとちょっと恥ずかしいです。
逆に言うと、どんなに奇抜な格好をしてもファッションとして受け入れてくれるので、
格好良い服を持っていない人はうんこでも頭に乗せて外に出ましょう。
貴方も今日からファッションリーダーになれますよ。

ナウいお兄さんその2です。ノースリーブが魅力的です。
念の為確認しましたが、腋毛は剃ってませんでした。

騎士団本部です。以外とぼろっちい建物です。

…。

何ですか、この傲慢な態度。

騎士団本部の中に入りました。
壁や床に染み付いた汗の臭いが鼻腔をくすぐります。

梅雨の季節になったら部屋の隅を探索してみましょう。
キノコが生えてますよ。

騎士団にいるカネシンさんです。
こうして並ぶと、親子みたいですね。

既に騎士に転職できる資格があるそうですが、
クルセイダーを13年間ずっと待ちつづけているそうです。

騎士のおじさんです。
でも、おじさん!なんていうと怒りますから、みなさん気をつけて下さいね。
騎士はプライドの高い生き物なのです。

大聖堂の前に来ました。
教会の鐘の音が心地よいです。

大聖堂は一度、モンスターの襲撃を受けて
壊れてしまったのですが、
多くの寄付金が集められ、改修したのです。

外観は変わっていませんが、中身は大幅に変わりました。

教会の入り口に飾ってあるレリーフです。
宙に浮かんだ赤ん坊の周りに、沢山の人が集まっています。
きっと赤ん坊でバレーボールでもしてるんですね。

なんてことを笑いながら言ったら、何時の間にか頭にソードメイスが刺さってました。

裏に回ってみると、美しいステンドグラスがありました。
教会が大陸でも1,2を争う美しい建物だといわれる理由に、このステンドグラスがあります。

一枚3Mくらいするそうです。割ったら大事ですね。

教会の裏にある墓地です。

これは教会の創設者である、ミュールハウゼンさんの墓です。
屈強のSTR-VIT型のプリさんだったと伝えられています。
なんでも、オークヒーローを素手で倒したことがあるとか。

そんな彼でしたが、最後はプリさんのぱんちらに目を取られ、
その隙を突かれて矢を胸に受け、戦場の朝露となってしまいました。
これを嘆き悲しんだ聖職者達は、プリさんにスパッツを履かせ、
このような悲しいことが2度と起こらないようにしたようです。

あながち嘘ではないかもしれません。

こういう細かい所まで作ってあるのを見ると、
重力、GJ!と言いたくなりますが、他の部分がアレなので、言えません。

教会に入りました。
ここの通路はステンドグラスから光が挿しこんで、凄く綺麗なんですよ。
ただ、最近は通路にたむろす人が多くて、神父様も嘆いているそうです。

教会のシスターです。
あれ!?スリットじゃない!

聖職者の方々が目指すはあくまで教化であり、殺生ではないのです。
なので、戦闘の時は鈍器を使用します。

鈍器で殺生している人もいますけどね。

マルセス神父です。
教会の奥で、新しく聖職者として歩もうとしている人々を待っています。

アコライトへの転職希望者は、各地で修行を積んでいる神父の元を尋ねるという試験を課せられるのですが、
神父本人が気に入らないと思った人は、遠くのモロクへ行かされるようです。気をつけましょう。

転職希望者が、他のアコライトやプリーストの方にポータルで送ってもらっているのを見ると、
不機嫌になるらしいです。
とってもトンチキな神父様ですね。

綺麗なステンドグラスです。
このステンドグラスを見ていると、
私のようなしがない剣士でも、心が洗われるような気がします。

司祭様や司教様は、ここにたってお話をしたりするんですね。
私も試しに立ってみました。なんだか偉くなった気がします。

ここは結婚式会場としても利用されています。
多くの恋人たちが永遠の愛を誓い、
新たな人生をスタートさせた場所でもあるのです。

なんてことを思ってたら、急に私なんぞがここにいることが
申し訳無くなってきてしまいました。
早々に立ち去ることにします。

オルガンですね。猫ふんじゃったならいけます。


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