ゲフェン

魔法都市ゲフェン。
今日は、私が魔術師として育った場所であるこの街を紹介します。

首都プロンテラの北東に位置し、
隣国シュバルツバルドとの国境付近にあるこの街は、
防砦都市としても重要な役割を果たしています。

毎年多くの優秀な魔術師を輩出する魔術師アカデミーや、
その魔術師達が所属する魔術師ギルド、
ゲフェンのシンボルであるゲフェンタワーなど、
他の都市とは少し違った雰囲気に満ちています。

ですが、近年深刻化するシュバルツバルド共和国との関係や、
西方にそびえたつグラストヘイム城の脅威、
そして毎年多くの犠牲者を出すオーク族の襲撃。

今、ゲフェンの平和は少しづつ崩れています。
そしてその平和の維持が、私達魔術師が果たすべき義務なのです。


…と、堅苦しい前置きは終わりにして。
まあ実際、今のゲフェンはちょっとピリピリしてるけど、
普段はとってもすごしやすい街だから、安心して頂戴。

さて、この街の紹介をする前にちょっと言っておきたいことがあるの。
大した事じゃないから、読み飛ばしてくれて結構よ。

いつも画面に表示されているHP/SPゲージ…。
何故か今日に限って表示がOFFに出来なくなったわ。
ちょっと、というかかなりご立腹よ。
せっかくUse LightmapがONでも大丈夫になったのに…。

あと、ちょっと私の口調が偉そうなんだけど、
これはいわゆるロールプレイという奴だから、大目に見てくれると嬉しいわ。

ゲフェンの防衛施設はかなりしっかりしてるわ。
理由は上で触れた通り。
シュバルツバルド共和国との国境に近かったり、
グラストヘイムやオーク族の村があったり。

ここだけの話だけど、防衛費に沢山お金を注ぎ込んでいるから
魔術師アカデミーの校舎とか、結構ボロっちいのよね。

ここはゲフェンの入り口。
ゲフェンは盆地になっているから、見晴らしがいいわね。
なんでも大昔、爆発事故で吹っ飛んでこういう地形になったらしいわ。
勿論、街もそこに住んでた住民も一緒に、ね。

まだゲフェン塔が無かった頃の話だって。…噂だけどね。

美味しそうな臭いに誘われて言ってみたら、屋台があったわ。
看板からして豚肉ね、豚肉。

ゲフェンじゃ、屠殺場での作業は全部魔法でやるの。
知ってた?

こっちは魚屋ね。
…魚を食べて頭が良くなるなら苦労はしないわ…。
頭良くなりたきゃ、イヤリングでもつけなさい。

ゲフェンじゃ魚は獲れないから、魚は全部イズルード産なの。
新鮮な魚が魚の獲れない場所で食べられるのも、
ゲフェンが開発した冷凍魔法で鮮度を保っていられるからよ。

ここは鍛冶屋ね。
剣なんて私達魔術師には縁の無いものだけど、
今ゲフェンでは武器に魔法を宿らせる研究が盛んなのよ。

でも、剣士や騎士が魔法を扱えるようになったら
魔術師の立場はどうなるのかしら。

鍛冶屋の中に入ったわ。
…ガ、ガラの悪いところね。
連中に一斉にじろりと見られたわ。
西部劇のガンマンの気分よ。

鍛冶屋の親父よ。
なんか私に話があるみたい。

この俺が!ベテラン鍛冶屋さんだぜ
!分かるか?!
この熱すぎて真っ赤に溶けてしまうよう
な火のなかで いてからもう30
年ぐらい経ったぜ!
長い鍛冶屋生活の間,
一つコツがわかったんだ.聞くか?

鍛冶屋のコツなんて私には縁がないものだけど、
あまりの熱気に押されて私はつい「はい」と答えてしまったわ。

想像もできない高熱で鋼鉄を溶かし,
色んな金属のアイテムを作り出す我ら鍛
冶屋達は.
いつも製錬中のすごい熱気と真っ赤な鉄
水を相手にするから,肌,特に顔が
もてないよ..
しかし,そんな心配はバイバイだぜ!
その名は...'鎔接マスク'!!

あかあかと燃える火花から,君の白っぽ
いツルツル,きれいな肌をそのまま維持
してくれる
スーパー 必修~☆
アイテムであること!
どう?'鋼鉄 50個'と,ただの
2000 ゼニ で作ってあげるよ!

怪しいわ、この鍛冶屋。
どうよ?「スーパー 必修~☆」って。
肌は守りたいけど、別に鍛冶屋じゃないし…。
折角だけど、断りましょう。

エイン!
こんな素晴らしいアイテムを断るとは.
物を見る目がないね!
青年よ,
自分の白い肌を過信するもんじゃねぇ

!

ここで私はアイデンティティークライシスに陥った。
確かに私はまだまだ未熟で、見識の狭い人間かもしれない。

でも。に間違われたのは初めて…。
私、男に見えますか?

…はぁ。

彼の名はモルゲンシュタイン。
魔術師や学生の間からもるりん、
又はDr,ワイリーの愛称で親しまれているわ。

ヒヒヒヒ...くんくん...
久しぶりに学えのある肉の臭がするな.
人間...人間か。
それも生きている人間...
ヒヒヒヒヒ

やあねえ。
単位がやばくて卒業が危うかった時に、便宜を図ってくれたお礼にって、
昨日、フェイヨン土産のハンターの脱ぎたてタイツを持っていったばかりじゃない。

ボケが来たのかしら。言動も変だし。

こッ、この…!
人を馬鹿にしたようなデザインッ…!
妙に幸せそうなツラが気に食わないわねッ!

剣士のスキル「provoke」の名前の由来は、
この看板のモデルであるプロボックさんから来ているそうよ。

.

嘘よ。

歩きつかれたから、噴水のベンチでちょっと一休み。
ここはよく学生が弁当食う為に利用してるわね。
私も学生時代はよくここで弁当食ったわ。

金が無い時なんか人参かじって我慢してたもんよ。

魔法商人さんよ。
そういえば、スタッフ買おうと思ってたんだっけ。
買わなきゃ…。

うう、結構な出費だわ。
これからザラスでメトロイドプライム
予約しなきゃいけないのに…。

え?なんでもないわ、こっちの話よ。

装着完了。
・・・はぁ、わびしいわ…。

武器屋の看板よ。
看板は剣のシンボルだけど、店には剣なんて一つも…。

あ、売ってた。


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