アルベルタ

港町アルベルタ。

海外とルーンミドガッツ王国を繋ぐ文化の出入り口で、
到着したばかりの積荷はどれも異国の匂いを感じさせてくれるものばかりです。
交通の便がやや悪く、暴風雨などの被害に見舞われている街ではありますが、
多くの文化が混ざり合った独特の雰囲気は、一見の価値があると思います。

近海では海賊船が多くの財宝を積んだまま沈没しており、
冒険者達の危険な遊び場としても困りません。

深い森林地帯を抜けると、塩の匂いと共に
ようやくアルベルタの門が見えてきます。
イズルードからの定期便ならすぐに行けるのですが、
たまには風景を楽しみながら歩いていくのもいいものですよ。

・・・べつに船代ケチったわけじゃないですよ。

門の近くのカプラさんの周りには、ちょっとした人だかりが出来ています。

この日は偶然チョコレート商人の方がいらしていたんですよ。
皆さんはお目当ての方にチョコを上げましたか?
またはお目当ての方からチョコを貰えましたか?

てやんでぃ畜生め。
武人に色気は必要ねェや!おうおう!

「注意!嵐の時は港に近づかないように!!」

と、書いてあります。
海に面していますから、海難事故も多いのでしょうね。

港では船から降ろされたばかりの果実が売られています。
このバナナなんて、まだ熟れてませんよ。

アルベルタにも教会があるんですよ。
でも異国の人の方が多いこの町では、
ルーンミドガッツの教会はあまり利用されないみたいですね。

教会の入り口です。
素敵な恋人と連れ添って、一緒に式場を後にしたいものです。

風車です。
ここは海からの風がよく吹いてます。

きっと嵐の時はこの家、飛ぶんですよ!!

アルベルタ公園です。
カプラさんの周りは人が集まりやすいんですね。

ここは中々綺麗な公園なので、
海のせせらぎとカモメの鳴き声を聞きながら、
のんびり休憩というのも、中々おつなものですよ。

変わった建物ですね。
大道芸人の小屋か何かでしょうか?

いえ、なんとなくサーカスのテントを連想したので。

商人ギルドの入り口です。
ノービスがここにてけてけ入っていって、
まーくん、まーちゃんがてけてけ出てきます。

ギルドの受付のマンスさんです。

[組合員マンス]
我ら商人ギルドの人間は、
コウモリみたいな奴が一番嫌いだ。
昼は商売して、夜はエッチな服を着て
怪しい酒場に通ってるそういう奴。
うー・・・ムカムカ

まあ、話が長くなったけど、
他の職業を持っている君みたいな奴は
商人ギルドには要らない。

いっぺんこいつ殴っていいですか。

商人ギルドは荷物を届ける宅配業務も請け負っています。
これは全部その荷物ですね。

あっ、私が注文していた瞳の住人だ!

発送日明日だと!
構わん、今渡してくれ!

ちょっと大きい写真ですが、ちょっと綺麗だったのでどうぞ。
高いところから見下ろしたアルベルタの街です。

アルベルタの通りです。
人影がまばらですね・・・。

そうそう、アルベルタは結構日差しが強いので、
日焼け止めを塗っておくといいですよ。
出来れば日傘もほしいところですね。

街のちびっこです。

[ちびっこ]
おねえちゃん、こんにちは!
ねぇねぇ、お姉ちゃんは
ぬいぐるみ好き?
あたし、ぬいぐるみが大好きなの。

いいですね、このくらいの年齢の子が一番可愛いですよね。

で、ぬいぐるみ?お姉ちゃんも大好きだったんだけど、

「うはwwwwVIT騎士がぬいぐるみwww」
「キモwwwwwwwww」

って言われてから、どうも嫌いになっちゃったみたい。

正真正銘、獲れたての新鮮な魚がここでは手に入ります。
どれどれ、どんな魚があるのかな?

ソードフィッシュの開き・・・23z
オボンヌの切り身・・・・・・50z
マルクの干物・・・・・・・・・5z
デビアスの切り身・・・・・・29z
オボンヌの頭・・・・・・・・・13z

・・・これは私への挑戦ですか。

貨物を吊り上げるクレーンです。
なかなかハイテクな街ですね。

どこまでも続く青い大海原・・・。
冒険者として熱いロマンを感じずにはいられません。

今まで幾多の冒険者達が夢を求めてこの海に挑み、
そして藻屑となって消えていきました。

いつか機会があったら私も船を手に入れて、
仲間と共に航海の旅に出たいものです。

港に停泊していた定期便です。
立派で大きい船ですよ。

でもあんまりうろうろすると、船員さんに怒られてしまいます。

航海地図と、銃が壁に飾ってありました。

銃で思い出したのですが、いつか弾丸を素手で掴めるような
騎士になりたいです。はい。

寝室です。

不意にこの部屋に入ってきたアコ君が、
顔を赤らめて急いで出て行きました。

あらあら、誘惑しちゃったかしら。ウフフ。

お立ち台がありました。

ピーピー 姉ちゃん脱いでくれよー。

最近私、オヤジっぽくなったって言われるんですけど、
そんなこと無いですよね。

船内の廊下です。以外に綺麗ですね。
それもそのはず、ここは船酔いした乗客の嘔吐物がよく
飛び散っていることがあるので、マメに掃除しているんですね。

船旅は慣れないと恐ろしいものです。
私? 勿論最初は酔いましたよ。飲み込みましたけど。

船内の酒場です。きっと毎晩どんちゃん騒ぎですよ。
イズルードからアルベルタに行く途中の航海で女性がここにくると、
色々なセクハラを受けることができます。

やあねぇ、酒に酔った男って。

船の倉庫です。
流石に埃っぽいです・・・。

海のあらくれ野郎どもは
きっとロクに掃除もしないんでしょうね。

道具屋の前です。中々洒落た看板です。

道具屋といえば冒険者にとって大切な準備の場所ですが、
沈没船目当てに来る冒険者以外は客もまばらで、
専らアルベルタの住民向けの品揃えとなっていました。

まあ、彼らも商売ですからね。

ここからも海がよーくみえます。
アルベルタで生まれ育った子供は、
将来船乗りになることが多いのだそうです。

港町だからということもあるでしょうが、
やはりこの海に夢と希望を抱いてしまうのでしょうね。

アルベルタの学校は、海の知識や商売の勉強が殆どで、
プロンテラのように神学や剣の訓練なんかはしないらしいです。

燈台です。中々立派で大きい灯台ですね。

夜になれば灯が入った燈台の姿が見られますよ。

どうです、この燈台がどれだけ大きいかわかったでしょう?
ゲフェンタワーほどではありませんが・・・。

なんだか私、マイルドセブンの役みたいですね。

すごい、これ、つるはしですか?
アルベルタの人って格好良いセンスしてますねー。

アルベルタの港近くに立てられた豪邸です。
アルベルタの金持ちは、
皆貿易商で大きな利益を上げている方ばかりです。
商人ギルド内でも大きな発言力を持っていたりするんでしょうね。

こういう家を見ると、よっしゃあ私も商売で一発当ててやるーとか
思うのですが、商売の才能が無い私には到底無理でしょうね。

ちょっと中を拝見させて貰いましょうか。

あっ。


え、ええと。

皆さん、港町アルベルタは如何でしたか?
最近はアマツやコンロンへの観光客も増え、徐々に活気を取り戻しつつあるこの街で、
異国のにおいに触れるも良し、そのまま他国に観光するのも良し。
観光に飽きたら海賊の沈没船に足を運んでみては如何でしょう。
噂では、亀島につれていってくれる人もいるとか。

兎に角とても綺麗な町並みなので、是非一度訪れてみることをオススメしますよ。

・・・私にとっても、色々な知識を身に着けることができる良い機会になりました。

inserted by FC2 system